「AIでブログ記事を書くなら、ChatGPTとClaudeどっちがいいの?」
これ、私自身がずっと気になっていました。ネット上には「◯◯の方が優秀」という記事がたくさんありますが、大半は実際に比べていない伝聞です。ということで、タメシタらしく実際に同じプロンプトを両方に投げて、出てきたものを並べて比較しました。
検証結果サマリー(先に結論)
| 項目 | ChatGPT(無料・ログインなし) | Claude(無料・Sonnet 5) |
|---|---|---|
| 文字数(2,000字指定) | 2,085字 ほぼピッタリ | 1,663字 やや少なめ |
| 生成時間 | 約50秒 | 約35秒 |
| 見出し構成 | H2×5、メリデメを箇条書きで網羅 | H2×4、「向いている人/収入目安/注意点」で統一 |
| 数字の具体性 | ほぼなし | 収入目安・確定申告20万円ルールあり |
| 出力形式 | チャット内にそのまま表示 | Markdownファイルとして納品 |
| そのまま公開できるか | ✕ | ✕ |
結論だけ先に言うと、量と網羅性のChatGPT、密度とフォーマットのClaude。そして重要なのが最後の行——どちらも「そのまま公開」は無理でした。理由は後半で。
検証条件
フェアに比べるため、条件は完全に揃えました。プロンプトは次の全く同じ文面を両方に送信しています。
副業初心者向けに「スキマ時間にできる副業5選」というブログ記事を書いてください。文字数は2000字程度、H2・H3見出し付きで、初心者にもわかりやすくお願いします。
- 実施日:2026年7月13日 21時台
- ChatGPT:chatgpt.com、ログインすらしていない無料状態
- Claude:claude.ai、無料プラン(モデル表示は Sonnet 5)
- 追加指示・やり直しは一切なし。1発目の出力で勝負
ChatGPTの出力:優等生。ただし数字がない
ChatGPTは指定通りほぼ2,000字(2,085字)を約50秒で出してきました。構成は「はじめに→スキマ副業のメリット→副業5選→注意点→まとめ」と教科書通り。各副業にメリット・デメリット・向いている人が箇条書きで付いていて、網羅性は文句なしです。
選んできた5つは、アンケートモニター/Webライティング/データ入力/フリマアプリ/ポイントサイト。
気になった点は2つ。
- 数字がほぼゼロ。「収入が増やせる」とは書いてあるけど、いくら稼げるのかがどこにもない。
- 無料版は回答の下に広告が表示された。作業中は地味に気になります。
一方で、回答の最後に「SEOタイトル案やメタディスクリプションも作れますよ」と向こうから提案してきたのは好印象でした。
Claudeの出力:短いが数字が入っている。しかもファイルで納品
Claudeは約35秒で完了。文字数は1,663字と指定よりやや少なめでした。ここは減点。
ただ、中身の密度が違いました。
- 各副業に「収入目安:月数百円〜数千円」「1文字1円前後」など具体的な金額が入っている
- 注意点に「副業所得が年間20万円を超えたら確定申告が必要」という実務的に大事なルールまで入っている(これ、初心者が一番知らないやつです)
- 全項目が「向いている人/収入目安/注意点」の同じフォーマットで統一されていて、そのまま表に変換できる
そして予想外だったのが出力形式。本文をチャットに垂れ流すのではなく、「副業5選 ブログ記事.md」というダウンロード可能なファイルとして納品してきました。WordPressはMarkdown貼り付けに対応しているので、これは実際の記事作成だと地味に効きます。
面白かった発見:5つ中4つは同じだった
両者が選んだ「副業5選」を並べると——
- 共通:アンケートモニター、ライティング、フリマアプリ、ポイ活(4/5が一致)
- ChatGPTだけ:データ入力
- Claudeだけ:スキルシェアサービスでの単発相談
つまりAIに「副業5選」と聞くと、誰が聞いてもほぼ同じ答えが返ってくるということです。これは裏を返すと、AIに書かせただけの記事は、他の誰かがAIに書かせた記事とほぼ同じになるということ。世の中に同じような副業記事が溢れている理由を、身をもって確認しました。
判定:用途で使い分けるのが正解
5項目で採点しました(私の主観です)。
| 評価項目 | ChatGPT | Claude |
|---|---|---|
| 指定への忠実さ(文字数) | ◎ | △ |
| 情報の具体性(数字) | △ | ◎ |
| 構成の読みやすさ | ○ | ◎ |
| 生成スピード | ○ | ◎ |
| 手軽さ | ◎(ログイン不要) | ○(要ログイン) |
私の使い分け結論はこうです。
- とにかく速く「叩き台」が欲しい→ChatGPT。指定文字数をきっちり守り、ログインなしで即使える手軽さは強い
- 数字入りで「下書き」に近いものが欲しい→Claude。収入目安や税金ルールまで入れてくるので、修正の手間が少ない
ただし——どちらも「そのまま公開」はできません
今回一番伝えたいのはここです。両方の出力を読み返すと、共通する弱点があります。
- 体験談がゼロ。「やってみたらこうだった」が一行もない
- 具体的なサービス名がゼロ。「フリマアプリ」とは書くが、メルカリともラクマとも書かない
- 上で見た通り、誰がやってもほぼ同じ内容になる
Googleは「経験」に基づくコンテンツを重視しているので、AI出力そのままの記事は埋もれます。AIの出力は「土台」であって、そこに自分で試した結果と数字を足すのが、このブログでやっていく戦い方です。
まとめ
- ChatGPT無料版:文字数に忠実、網羅的、ログイン不要。ただし数字が薄く、広告が出る
- Claude無料版:速くて数字入り、ファイル納品が便利。ただし文字数はやや少なめ
- 5選の中身は4/5が同じ=AI任せの記事は差別化できない
- 正解は「AIで土台→自分で検証を足す」
▶ 次回予告どおり公開しました:AIでブログ記事を1本作る全手順|プロンプト全公開


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